中塗り
昨日に引き続きブロック塀に下地をして土を中塗り。
まだ下地ですが、土が塗られるとほっとします。
昔からある擁壁の石垣を愛でるのが今回のミッションの一つ。
主役は坪庭で、土壁もアヤメ張りも杉皮も、まわりのゴチャゴチャに目をいかせないための脇役です。
最近改修工事を終えた隣地の庭の借景。
この辺りは町家改修ラッシュです。
昨日に引き続きブロック塀に下地をして土を中塗り。
まだ下地ですが、土が塗られるとほっとします。
昔からある擁壁の石垣を愛でるのが今回のミッションの一つ。
主役は坪庭で、土壁もアヤメ張りも杉皮も、まわりのゴチャゴチャに目をいかせないための脇役です。
最近改修工事を終えた隣地の庭の借景。
この辺りは町家改修ラッシュです。
新釜座町の坪庭。
マンションに囲まれた町家の坪庭。
ブロック塀と焼杉板張りだった坪庭の壁の修景をしております。
立ち上がってきたアヤメ張りの目隠しは、普段なかなか使えない赤杉の柾板。
祇園仕事対策に大工さんがストックしていたという素材のムードに酔いそうです。
目隠しが、街に対して全く目に付かないのがちょっと惜しいです。
子供達をつれて梅小路公園で路面電車に乗ってから西院の現場へ。
明治の市電(バッテリー式となったのが残念)に250mだけ乗車可能。
越屋根付きで、内装も外装も世界の豪華列車かと思うような豪華さ。暗くなって灯りがついても内外共に美しそう。
「西院の家」の現場には荒壁がつきました。
左官屋さんも大工と同じく丹波から。
いつもの使い慣れた土でということで、荒壁土は西脇から運ばれてきました。
この家(延床面積20坪+ロフト付)の荒壁つけを応援の左官屋さん含めた計4人で3日半。大工はじめ左官屋さんも3,40歳代、採算はともかく、それぞれの仕事を好きでやっているので、できてくるものがイキイキしているように感じられます。
奥は深いですが身近な壁として、これからも積極的に取り入れたいと思います。
まだ床も天井もなく、入ってきた光が反射にくいので建物内部が暗く感じますが、空間がコンパクトになっていくと徐々になじんでいくはず。
せっかくなので竹小舞が土壁の中に隠れてしまう前に、街中にできた虫籠のような空間を共有したい!と思っての企画でしたが、実際その場に身を置いていただくことで得られた反響がありました。また、新たな貴重な繋がりの場ともなり、開催できて良かったとおもっております。
本日ご参加いただきました方、本当にありがとうございました。この場をおかりして御礼申し上げます。
参加できなかっ方々も、完成見学会の際にはおまちしております。